世代間闘争？若い世代の失業率が上がってる

失業率が上がってきている。
特に若者世代の失業率が年々上がってきているといわれている。

日本ではバブルが崩壊して以降、景気が良かった記憶がないんで若い世代はずっと景気が悪かった覚えしかないんだろうなと思う。

一時「景気がいい景気がいい」とマスコミが唱えて「いざなぎ景気を超えた」とか言われてたが、庶民には全然実感がなかったしね。

てかあのころ企業が儲けた金はどこにいったんだろう。

そんなこんなでネットを見ていると、まあ全体ではなく一部でだけど、世代間闘争に置き換えて話をしている人を結構見る。

いわく老人が金を持ってってるから俺たちに金が回らないんだ、年金なんか年寄りに渡すな、みたいな話。
誰かを攻撃する事でのストレス発散なんでしょうし、元ネタもネットで見たものの受け売りなんでしょうが、
正直言ってこれはちょっと本質じゃないな。
すり替えだと思う。
どっちかと格差間での問題の方が大きいと思うし。

どうしても人生山あり谷ありといって、生きていればいい時も悪い時もあるもんだけど
悪い時ばっかりのように感じると誰かを責めたくはなるし。
実際誰も悪くないわけじゃなく稼いだ金の分配の問題で庶民に金が回らないようなシステムにしちゃった人がいるんだけど、それは世代間じゃなくて、階級間の話になる。

確かに昔と比べて、これからは真面目にがんばってさえいれば家ももてるようになるし、それなりに贅沢もできるようになるとはなかなかいえないから大変なんだけど。
それでもやっぱり人生山あり谷あり、いい時もあれば悪い時もある。

当然いまいいからってそれがずっと続くかと言えばそうとは限らないし、その逆に悪いからってそれがずっと続くとは限らない。
昔の人は「あると思うな親とかね、ないと思うな運と災難」といったけどまさにそれ。
ないと思っちゃったらホントに負けだからな。
あると思ってかんばるしかなかろう。

ただだからって手っ取り早く稼ごうと人の道を外れるのはなしだけどね。
まっとうにいかんと。